小沢健二「ひふみよ」@6/23高松6/25福岡

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以前のエントリーで書いたオザケンこと小沢健二のコンサートツアーを観に行ってきました。 チケ取りにこんなに必死になったの久しぶりなんじゃないかつーぐらい、方々にご協力いただきまして(本当にありがとう(´;ω;`))、無事観に行くことが出来ました。 私が観に行ったのはツアーの最後2回だったので、それまでネタバレ回避すんの大変でしたw で、コンサートを見てもモヤっと思う部分がないわけじゃないんだけど、やはり本人見ちゃうと「長い間ずっと待っていたんです」「戻ってきてくれてありがとう」しか言えない。もう1曲目から涙こらえるの必死だった。ライブを見て泣くなんてもうないかと思ってたが、音楽には心の時間を戻す力があると思う。 ボーダーシャツにベレー帽とか、15年前のツアーTシャツ着てる人とか、別の意味で時間旅行した気分にもなったけど(笑) 渋谷系の皆様相変わらずお元気そうで何よりですw コンサート帰りにぼんやり思ったんだけど、もしマイケルがご存命でTHIS IS IT日本公演をやっててくれたら、おいおい10年以上ブランクあって大丈夫なのかよとか不安をかかえながら観に行って、おなじように「おかえりなさい、帰ってきてくれてありがとう」て言ってたのかな、と。 こっちはもう叶わない夢だけど…。 レポと言えるほどのものはないので感想箇条書きです。 ・真っ暗闇の中で歌が始まる。もうそこに小沢健二がいて歌ってるというだけで必死で涙が出そうで堪えてたのに、2曲目の「僕らが旅に出る理由」であっさり涙腺崩壊 ・変わらない部分、進化した部分、後退した部分(若干デコがw)はあれど(13年前と同じというのは生物学的にありえないのでそれは期待してない)、そのままのイメージで歳取った感じで安心した。 ・デブってるとかハゲてるとかいうデマは一体どこから… ・内股気味で身体左右に揺らしてギター弾くスタイルも当時そのまんま ・ああ映画版DMC根岸君のギターの弾き方の元ネタはこの人でしたよね ・だがあそこまでキモくはないw ・ベスト盤的セットリストだけど、リメイクというよりは改訂版 ・バッグのスカパラ・コーラスの方も前とほぼ同じメンバー ・コーラスの人の片割れ(細い方)はどうしたんだろう ・カローラIIの背景に南米の自転車で街ゆく人々の映像流したのはかなりの皮肉だなぁ ・朗読MCの内容もかなり「うさぎ!」の世界観とリンクしてる ・そこらへんの内容についてはもにょ…と思わないところもない ・テクノ風「天気読み」のアレンジがなんとなく電気グルーヴっぽいと思った ・高知&福岡サプライズゲストでスチャダラパーが!奇跡のブギーバック ・サプライズだったので、福岡に前日入りしても見つからないようにホテルでおとなしくしていたらしいw ・ステージ上で一番13年前と一番変わらないのはBOSEだ。こいつもきっと荒木飛呂彦と同種。 ・高知でのメンバー紹介の時、スタッフをステージに無理矢理引っ張り出したらそれのお返し?で、福岡の寿箇所節で提灯が下りてきたり、アンコールで風船が降ってくるサプライズあり。 ・やっぱオザケンは天才入ってると確信 ・ただミュージシャンとしてといよりは、アウトプットのフォーマットががたまたま音楽だったという感じ そういやMCの時にオザケンの口から「ラルクアンシエル」って単語聞いて、これなんの呪いかと思ったんだけど(笑) 音楽を通して人とつながってる、という話の流れで「リハーサルでスタジオに行ったら機材に『ラルクアンシエル』って書いてあったり」という、ようは接点ないラルクでも、音楽を通して同じスタジオで名前を目にすることを”繋がり”という意味だと思うんですが。 今回高知一緒に行ったリリコさん、福岡一緒に行ったのぶさん両方とも、ラルクを通して知り合って、何故かオザケン遠征までお付き合いいただいてるという奇妙なご縁で。 音楽を通した繋がりって昔だったらプレイヤー側でしか享受できなかったことが、ネットを通すことによってファンでもそういった繋がりを持てるようになることが今までいろいろあって、だからオザケンがあまりよく言わないネットの力も、私はそう悪いもんでもないと思うんですけどね。 オフィシャルサイトによると、7/6に今後について続報があるとのことなので正座して待機してます。 [自分用にセットリスト] 1.流れ星ビバップ・朗読MC(NY大停電の夜) 2.ぼくらが旅に出る理由 3.朗読MC(北海道の話。鳥や猫たちに国境はない) 4.天使たちのシーン 5.いちごが染まる(新曲) 6.ローラースケート・パーク  ~東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー  ~ローラースケート・パーク 7.ラブリー(リハーサル) 8.朗読MC(豊かさと幸せの関係について) 9.カローラ2にのって 10.痛快ウキウキ通り 11.天気読み 12.戦場のボーイズ・ライフ (ボーイズ・ライフpt.2:愛はメッセージ) 13.強い気持ち・強い愛 14.今夜はブギー・バック 15.朗読(自動車の安全と自転車のアジアの魂) 16.夢が夢なら 17.麝香 18.朗読MC(閉じられた笑いと開かれた大味なハリウッドの笑い) 19.シッカショ節(新曲) 20.さよならなんて云えないよ(美しさ) 21.ドアをノックするのは誰だ? (ボーイズ・ライフpt.1:クリスマス・ストーリー) 22.ある光(弾き語り) 23.時間軸を曲げて(新曲) 24.ラブリー 25.流れ星ビバップ <EN> 26.いちょう並木のセレナーデ 27.愛し愛されて生きるのさ 曲に所々歌詞変更アリ 天使たちのシーン: ラジオから流れるスティーリー・ダン→ラジオから流れるいちょう並木 ラブリー: Life Is Comin’ Back 僕らを待つ→それで感じたかった僕らを待つ Can’t You See The Way?→完ぺきな絵に似た いちょう並木: i’m ready for the “blue”→ああ、わかって聞いてる? 愛し愛されて: You’ve got to get into the moon→われら時をゆく 向こうに13年いるうちに過去に書いた英詞がはずかしくなったんだろか(^^;)

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