YoungYoung

オリジナル&芸能人(主にラルク)のイラストと、レビュー、日記などのごった煮サイト

books review

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史 / パトリック・マシアス
時代的にいまより5年前ぐらいのアメリカの話だけど(今作者は日本にいるようだ)、1972年生まれの作者がどのようにして日本のアニメにはまったか、今まで日本のアニメがどんな風にアメリカでどんな風に(改変されて)放映されてたか、また近年のアメリカにおけるアニメ市場がどんな感じで拡大してるかみたいなことが中心に書かれてて結構面白かった。
急拡大したアニメ市場に目をつけたハリウッド人がイタリアンスーツ着てオタコンにやってきて、「アニメとマンガの違いってなに?」「日本のアニメ会社にXX億円投資したいんだけど、どっかいい投資先知らない?無いなら韓国でもいいんだけど」みたいなこと言ってたとか(笑)
こんなん日本のアニメファンからしたら、「おいwwwwちょwwwおまwwwww」って感じだな。

ちょっと前までアニメ業界がやたらバブルだったんですけど(…だったんですよ、わかりにくいけど)、あれって源流は好景気の頃のアメリカンマネーだったのかな~(´へ`;)


この本、J-POPとのからみでほんとにちょっとだけラルクの話が書かれてた。
2004年ぐらいのアメリカにおけるJ-POPシーン、ドリカムも米国公演やったけど来てたのは日本人留学生ばっかり、宇多田も矢沢もそれほど売れた訳じゃない、オタコンでライブやるのも声優とかの本業歌手ではない、アニメの枠から出ない人がライブやる程度。
そんななか、アメリカのオタク女が「ビジュアルケイ」に興味を示しだして、インターネットで情報交換をするようになって、ソニーがアメリカでトーフレコード立ち上げて、TMRやPuffyがライブやって(ソニーさんは「”クールジャパン”なインディーアーティスト」みたいな雰囲気で押してたそうな。とっくにインディーじゃないんだが;)
ようやく一線級J-POPアーティストがアメリカに来るようになってきたぞー
こんどはオタコンにラルクが来るぞー
みたいな時代感なんだけど
V系に理解のある音楽評論家「でも白人のマッチョなオッサンがラルクのCD買うようになるとは思えないよね」
作者「アニメだって5年前はこんなに受け入れられるとは誰も予想してなかったじゃん。だからひょっとしたらひょっとする…かも」
みたいな感じでその章が終わってて。
この作者も2004年のオタコンから5年、その間に日本のV系アーティストがバンバン海外公演するようになるとは思ってなかっただろうなぁ。
YouTube見れば、白人や黒人の男性がカメラの前ノリノリでラルクの曲歌ったり演奏したりする動画もアップされてるしさ(笑)
その後でL'7とかVAMPS USA見るとなんか感慨深い。

-books, review