バンドマンや音楽を志す人がラルク映画を見たほうがいいと思う理由

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劇場版ラルクこと「Over the L’Arc~en~Ciel」を見てきました。 ここで「ファンじゃない人にも見て欲しい!」というと、ファンゆえの盲目臭がプンプンしてしまうので、「バンドマンや音楽を志す人に見て欲しい!」というちょっと範囲を狭めたおすすめの仕方をしたいなと思います。 何故か。 具体例として示したいのは、100m走なんですが、かつて100m9秒台で走るというのは超えられない壁だと考えられていて、9秒台目前で足踏みしたままの状態が何年も続いていたのですが、カール・ルイスが1983年に平地での9秒台の記録達成に成功すると、その後続々と9秒台を出す選手が増え、今となっては世界トップクラスの選手になるには9秒台を出せることが必須条件のようになっています。 近代的トレーニング、全天候トラックの導入、シューズの改良etc…といった要因も大きいのですが、それと同じぐらい大きいのが心理的要因つまり、 誰もやったことないことがないと自分にも出来ないと思ってしまう 誰かがやったことなら自分も出来ると思える ので記録が出やすくなったとする見方があるそうです。 なので、「音楽の分野で世界に出ていくなんて無理だよ」と心のどこかで思いながらバンドをやってる人がいるなら、ラルクの映画を見れば心のブレーキを外せるんじゃないかと。 もっとも「音楽の分野で世界に出ていく」のが、バンドじゃなくてアイドルかもしれないし、アニソンかもしれないし、ボカロかもしれない(事実、初音ミクが日本人歌手として一番浸透してるんじゃないかという見方も…)。 大志を抱く音楽人にとって、ラルク映画は道筋を照らす太陽の光…とはいかないまでも、ほのかに照らす月光のようなものになるのではないかという期待を込めて、ラルク映画をおすすめします。 5年後か、10年後か、いつになるかわかないけど、当たり前のように海外で日本人歌手が活躍してるところを見てみたいですね。(今だって5年前10年前から比べたら進歩してるけど)

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