とてもビミョーな「オンガクケータイ」

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私の携帯はVodafoneのなんだけど、サービス的にはauの方がいいんだよなーって思ってauのニュースもチェックしてたりしてるんですが、そしたらこんなauのニュースが。 →総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」 要はiPod⇔iTunes⇔iTMSの関係を、au携帯⇔LISMO⇔着うたフルでやろうとしてるわけだ。 ほー、結構おもしろそう、と思って読み進めていくうちに気になる点が。
なお、「au Music Port」におけるリッピングは音楽CDからのみに対応し、パソコンのハードディスクにすでに保存されている音楽ファイルを変換して取り込むことなどはできない。リッピングされた音楽ファイルは着うたフルと同じHE-AACでエンコードされ、ビットレートは48kbps。
ふぉおおおパソコンのファイル取り込めないって、私のiTunesに入ってる4485曲/20.78GB(1/20現在)の音楽データをまた1からリッピングし直せと申しますか。 まあそれは百歩譲ってもいい。 だがしかしHE-AACの48kbpsでしか取り込めないって何。おそらく着うたフルとの規格統合性を保つためだろうけど、何もリッピングした音楽にまでそれを強要することはない。 AAC 48kbpsでリッピングできるソフト(iTunesなど)をお持ちの方は是非エンコードして、出来ればしょっちゅう聴く大好きな曲で聴き比べてみてください。 ハッキリ言って48kbpsなんて音楽ファイルとしてはじっくり聴けたもんじゃない。「音が鳴ってりゃいい」レベルですよ。 着うたフルなら思うならまだいいと思うよ。まさに「鳴ってりゃいい」んだもの。でも音楽プレイヤーやPCで聴きたい音楽ってそうじゃないだろ。音楽ユーザーナメてんの? それなのに「auはこんなにも音楽好きの人のための携帯ですよ」みたいなCMガンガン流してさ、笑っちゃうよな。 着うたフルならまだ「携帯でダウンロードできる曲だししょうがないか」で諦めもつくけど、でもこれって「PC持ってます、au携帯です、iPodからの乗り換え検討してます」って人も取り込むためのサービスなんじゃないの? 打倒iTunesを掲げるぐらいなら、いっそ引導渡せるぐらいのダウンロード価格の設定・手軽さ・ソフトの機能・音楽ファイルの取り扱いの自由度で勝負してくれよ。まだ実機触ったわけでもないけど、乗り換えを検討してる人には自信を持って「それはやめとけ。iPod大切にしろ」って言える。 今の「音楽」って、「音楽に金を落として貰う」ことに躍起になってて、「音を楽しむ」部分をどっかに忘れ去って来ちゃったんじゃないのかしらね。CCCDしかり。 ああ何か無性に腹立つぜ。 ついでなのでこの記事も。 →au、1X WIN対応の新端末7モデル発表 今回の新機種中本命は、ワンセグ対応のW41Hと見た。デザインは前のW32Hよりダサくなってるような気がするけど(笑) W41Tは4GBのHDD搭載ってすげえ!と思ったら、PCとのやりとりで自由に使える領域はたったの512MBっていうなんともズコー!な仕様じゃった…。 発売したら触りに行ってこよっと。 もうひとつついでに →ボーダフォン、春モデル4機種を発表 弱いなーこれ(苦笑) 「反転攻勢から、2006年は攻勢の年へ」なんつってるけど、純増をギリギリキープするのが精一杯じゃないかな…。 携帯で音楽聴こうと思うと一番自由がきくのがボーダフォンの携帯なので(だから私はVadaユーザなんだけど)、もーちょっと頑張って欲しいところ。 ドコモの春モデルも発表あったけど、ドコモ嫌いなので割愛。

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