おじいちゃんのブログ

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実家のレイアウト変更にともない、物置やらクローゼットやらを整理する。 油絵やら本やらに混じって、もう他界した祖父の日記帳を発見。 以前祖父の荷物を整理したときにも日記帳が出てきてたけど、なんでこっちに1冊だけ…?と、ちょっと秘密の臭いをかぎ取って、ワクテカしながら開いてみたら、
昭和24年○月×日 最近のアメリカでは自由の名の下に共産主義に関する本が焼かれているらしい。 新の自由とは何か。 これでは日本軍が行っていた言論統制と何ら変わらない。
なんてことが延々書いてある。 これはなんつーか、日記じゃなくてブログだな。 最近は個人の日記を「ブログ」って指すようになっちゃったけど、それよりももっと前の、ブログ黎明期時代の意味合いでの「ブログ」。 昭和24年って背景を考えると、戦後を経て、これから冷戦全盛期に突入するちょい前ぐらいの時代かな。 この時代に世相に関する論議が世界中の個人と出来たら、現代の比じゃなく面白かったのにねえ、おじいちゃん。 そのうち現代からトラックバックしておくよ。

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