ブラックボックス

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うちのそばの国道から見える所に、あからさまに「廃墟ですよ~」ってデカイ建物があって、前々から何なのか気にはなっていたんだけど中を確かめることもできず(確かめに行こうと誘ったら断られた)、そのままほったらかしにしていたんだけど、先日ネットサーフィン中に偶然その建物のレポートを発見。 …というのもどうもその建物、廃墟マニア&オカルトスキーさんにはかなり有名らしく、TVの取材もたびたび来ているらしい。 廃墟マニアに人気なのはともかく、オカルトマニアに人気なのは何故かというと、その建物は元々は病院で、しかもつぶれるまでに脱税やら患者の自殺やら相次ぐ手術の失敗やらでオーナーが3回変わっているという(←マジネタらしいが文章にして書くとなんか嘘くさいなぁ)、ハンパない曰く付きの病院らしい。 なんと!富士急ハイランドの廃病院アトラクションまで行かずとも、こんな近くにリアルで存在していたとは…!と、ちょっとわくわくしながらその病院のレポートページを読む。 んが。 その廃病院の中身は廃墟&オカルトマニアの方々が求めるようなワビサビや情緒のカケラもなく、桜木町高架下並の色とりどりなグラフィティアートの館になってしまっていた(笑) 廃墟は荒らすと同時にラクガキする、それが神奈川DQNクオリティ…。 中身を知らない箱は知らないままの方がいいこともあるんだよ。 新しい発見を手に入れられないことと引き替えにしてでもね。

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